映画のメティエ 欧米篇/筒井武文 【新刊】

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03/2025 初版第1刷 森話社 
480p 13×18.9×3

ソフトカバー カバー・帯 付

映画の誕生から映画史の発展を、あくなき探求と取材を通して縦横無尽に展開。とびぬけた映画狂であり、映画については知らざることなしという博学多才、同時に映画監督でもある著者の多彩な映画論が躍動する、初の著作にして力作。

【目次】
序 まだ見ぬ映画への旅

[第Ⅰ部]初期映画
映画一〇〇年、光(リュミエール)の軌跡/リュミエール映画におけるキャメラマン/物質的な映画の可能性/編集の起源/アリス・ギイ、はじまりの映画作家/犯罪都市パリが夢みた活劇/D・W・グリフィスの短篇時代/古典映画の完成/アニメーションの原理/多層的な「作品=映写」の現在形

[第Ⅱ部]コメディ映画
スラップスティック・コメディの誕生/ハッピーエンディング!/実写とアニメーションの融合/鏡と反復/三角関係の方程式/ルビッチ的室内劇の設計図/あり得ない話を語る超絶技巧の世界

[第Ⅲ部]ジャン・ルノワール
ルノワールおじさんのすべて/ジャン・ルノワール解析Ⅰ『十字路の夜』/Ⅱ『ピクニック』/Ⅲ『ゲームの規則』/考証と創作/世界の中心に、フランソワーズ・アルヌールのニニがいた!

[第Ⅳ部]ポスト・ルノワール
フランス映画の埋もれた結節点/ジャック・ベッケル/ヴィスコンティと官能の風/ルノワールからトリュフォーへ/ジャック・リヴェット/リヴェット的遊戯の規則/創造と解体の間で

[第Ⅴ部]ヨーロッパ映画
霧のなかへの眼差し/あの時間は永遠に自分のものだ/アントニオーニの探求/映画の回廊を彷徨う/『ラ・ジュテ』、あるいは九六分の一秒/JLGについて記述する試み/ゴダールとモーツァルト/映画であることの至福へ/遅れてきたシネアスト/ジャック・ドゥミ/女優ビュル・オジエ/ゴッドフリート・ユンカー『シークレット・ラブ』賛/ニコへの「私映画」/ゴダール/カリーナ/ユイレとストローブ/「近日公開、当劇場にて」/マノエル・ド・オリヴェイラの映画世界

[第Ⅵ部]アメリカ映画
胸の震えが止まらない/スラヴォイ・ジジェクによる刺激的なヒッチコック論/ホークスのすべて、映画のすべてがある/古さと新しさの端境を生きる/ニコラス・レイの天才/ジョン・カサヴェテス/映画作家たちの交歓/酩酊の無時間・無重力/撮影監督の個性とは/ジョン・フォードと『ジョン・フォード論』/映画作家デイヴィッド・ロウリーにとって、ショットとは何か

あとがき
映画題名索引


ISBN : 978-4-86405-188-0

販売価格 4,180円(税380円)
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